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- テーブル・コーディネイト②
次に料理と食器の関係については、華やかさを演出したいからといって、食器自体に華やかさを持たせてしまうと料理の色と喧嘩してしまうことがあります。料理自体がカラフルな場合はなるべく食器をシンプルにし、料理が単色である場合は柄ものを使うといった特徴に合わせた使い分けをするのが良いでしょう。
食器同士の組み合わせについては質感を合わせることがポイントです。 同時にテーブルに並べた時に片方はつるりとしたモダンな印象なのに、もう片方は表面が粗い純和風の印象であれば違和感が生じてしまいます。
実際に並べてみて、違和感なく馴染む質感の食器を揃えるように気を付けましょう。
他にもテーブル・コーディネイトには様々な要素がありますが、花や植物を飾るというのもその空間に上品な華やかさを添える事かできるようになります。
花などを飾る場合はテーブルの中央に置くとバランスが良くなりますが高さには注意が必要で、それを飾った事で、向かいに座る人との会話を遮るようなものはNGです。
そういった背の高いオブジェを飾ろうと思っている場合は、視線や会話の邪魔にならないテーブルの端の方にセッティングするのが良いでしょう。
また、そういった演出をする場合は造花ではなく生花をおすすめしたいと思います。そこに座るお客様の目を楽しませ、心地良い空間を演出する為に飾るのですから、飾りっぱなしにできる造花を選ぶのではなく、季節に合わせて四季折々の生花を飾るようにしましょう。わざわざ購入しなくても庭があるもの、そこに生えている秋のすすきや季節に咲く花々も良いですね。
最近は自宅用として花などを買う人が少なくなっていますが、自分で買わないからこそ、店に飾ってあるものを楽しむのも非日常間の提供に繋がると言えるのではないでしょうか。
続いてはNo12へ、、、