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自社の弾み車を明確にする手順

作成:讃匠 麺研究センター

目次

どうすれば自社の弾み車を明確にできるのか?

では、どうすれば自社の弾み車を明確にできるのでしょうか。 基本的ステップは以下の通りです。 1. あなたの会社が実現してきた、重要で再現可能な成功をリストアップします。
期待を大幅に上回る成果をあげた新たな取り組みや商品を含めます。
2.失敗や失望のリストを作成します。
明らかな失敗あるいは期待を大幅に下回った取り組みや商品を挙げます。
3.成功と失敗のリストを比較し、こう自問します。
「この成功や失敗から、弾み車の構成要素について何がわかるだろうか」
4.3で挙がった構成要素(4~6個にとどめる)を使い、弾み車を描いてみます。
どこからスタートすれば、いいのでしょうか。
ループの頂上には何が来るのでしょうか。
次は何でしょうか。その次は?
それぞれの要素はなぜ直前のものの次に来るのか、きちんと説明できるようにします。ループの頂上に戻るまでの道筋を描いてみましょう。
このループが何度も繰り返され、勢いが蓄積されていく仕組みを説明できるようにして下さい。
5.構成要素が6個を超えるのは複雑すぎます。
弾み車の本質をとらえるように、いくつかを統合し、シンプルにします。
6.弾み車を使って、リストに挙げた成功や失敗を説明できるか試してみます。
実際の経験によって、その有効性を証明できるでしょうか。
できるようになるまで、弾み車に修正を加えていきます。
7.弾み車を、自社のハリネズミの概念を構成する3つの円と照らし合わせてみましょう。
ハリネズミの概念は以下の3つの円が重なる部分をしっかり理解するところから生まれる、単純明快な自己認識です。

3つの円とは?

3つの円とは
(1)自分達が情熱をもって取り組めるもの
(2)自社が世界一になれるもの
(3)経済的競争力を強化するものです。
弾み車はみなさんが心から情熱を抱いているもの、とりわけ会社の指針となる中核的目標や永続的な基本理念に合致するでしょうか。
世界一になれるものに依拠しているでしょうか。
経済的あるいは経営資源の競争力を強化するでしょうか。
弾み車は完全にユニークである必要はありません。
一番大切なのは、自らの会社の弾み車をしっかり理解し、何度もループを繰り返すなかで一つひとつの構成要素を着実に実行することなのです。

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