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連載全6回のうち第2回目

作成:讃匠 麺研究センター

AI時代の麺ビジネスの正しい始め方-2

前回の一貫性のある行動の続きです。

1)一貫性とは、

・ 物事はすべて目的があって起こるものである (すべて必然で起きている)
・ 物事はすべて良くなる様になっている (起きていることは、よくなるための条件)
・ 失敗は存在しない、成功と学習があるのみ(諦めないこと)
・ すべてを理解していなくても、利用することはできる
・ 仕事は遊びである (仕事を楽しむことができれば、遊びと同じかそれ以上
・ 人は私を助けたがっている (こちらが求めていないだけ)
・ 決意すれば、すべて可能になる(可能にならないのは、本気で決心していない)

一貫性とは、言っていることと行動の一貫性とか、物事の筋が通っていることを指し、 一貫性を貫くことは、他者から高い評価を受け、信頼につながります。
人は行動、発言、態度、信念等に対して、一貫していたいと思い、この心理を「一貫性の心理」と呼びます。

大和麺学校の卒業生についても同じようなことが起こっていて、開業して成功している生徒さんほど、 学校で習ったことを忠実に実行しています。
ところが、うまくいっていない生徒さんは善意の第3者のアドバイスに耳を傾け、迷ってしまい、お店を駄目にするのです。
一貫性とは即ち、ぶれない心で、リーダーに必要な資質というと、 これまでは高いスキルやマネジメント能力などがよく挙げられていましたが、これからのリーダーに必要なのは一貫性です。

そこで共有される強いストーリーがチームを束ね、この典型的な成功事例がアップルの創業者であり、 同社を再建し、株式価値世界一の会社に育て上げた故スティーブ・ジョブズで、スティーブ・ジョブズは、 共同創業者のスティーブ・ウォズニアックのようなコンピュータの才能を持たず、 何か特別な能力に長けていたわけでもなく、持っていたのは、 「この惑星に衝撃を与えたい」という大きな夢であり情熱で、これを生涯、一貫して持ち続けたのです。

目先の損得に右往左往したり、言行の不一致があったりするとビジネスでは信頼を失い、 麺専門店では、商品力・サービス力・店舗力に一貫性を持ったコンセプトが必要で、一言で言えば、ぶれない心です。

2)状態の管理とは、

能力以下の成果は能力の問題ではなく、状態が原因で、能力以上の成果も同様で、 状態が改善されれば、結果が改善されるのです。

・ アイデンティティ (自分は一体何者かを明確にすること)
・ 価値感 (例えば、仕事が一番とか家庭が一番などを明確にすること)
・ ルール (例えば朝の起き方や挨拶などの習慣となっているルール)
・ 集中しているニーズ (自分自身のニーズ) ・ 信念と想い (自分自身の信念)
・ 物事を説明するために使用している比喩表現 (例えば、ライオンのように強いとか)

人間力のもう1つの柱、状態の管理とは、心の状態の管理のことで、 能力以下の成果は、能力の問題ではなく、心の状態が原因です。

能力以上の成果も同様で、心の状態が改善されれば、結果が改善され、 「状態の管理 ・アイデンティティ(自分は一体何者かを明確にすること)」は、 この結果につながり、専門分野が多くなり、物事を広く深く理解しているほど、成果が上がりやすくなります。
したがって成果を上げるのに必要な分野であれば、無理をしてでも、アイデンティティを増やすべきなのです。

また、「・集中しているニーズ(自分自身のニーズ)」は、自分自身が大切にしている価値観の上位にある項目で、 自分自身が大切にしているものが、価値観の上位に来ていて、自分にはまだ足りていないものです。

「・信念と想い(自分自身の信念)」は、自分の能力に対して強い信頼を寄せることで、この場合の信念の使い方は、 あくまで状態の管理に関してで、自分自身を信じ、「自分はできる」ということを信じ切ること
一貫性のある行動を取り続けるには、上記のような信念に基づくポジティブな思考を持ち続け、 これらを素直に信じることが重要で、起きたことは同じでも解釈の差で、その後の人生はまったく異なるのです。

1.自分の好きで、得意な分野に特化、好きで得意なことしかやらない!

人生100年と言われながらも、人の一生は長いようで短いものです。
うかうかしていると、アッと言う間に最期を迎えるのです。
そのようなたった1度しかない貴重なあなたの人生において、 好きでも、得意でもないことを行なうのは、貴重な人生の時間のロスになるのです。
何度かメルマガでもお話したことがありますが、「好きで得意なこと」をしているときは、喜びや楽しみ、 充実感を味わうことができ、満足感も得られます。
「得意」は上手にできること、他人から褒められることです。 もちろん、「好き」ではないけれど「得意」なこともありますし、 自分が「好き」だけれども「不得意」なこともあるはずです。
「好きなこと」と「得意なこと」が掛け合わさると、情熱を持って続けられ、 仕事の場合は最も生産性が上がります。
先週の当社のオンラインセミナーで紹介させていただいた、 タイのバンコクで大活躍中の井上さんのように、 ラーメンとエンターテインメントを融合したビジネスは大成功します。
まず「好き」と「得意」を見つけ、あなただけの麺ビジネスを大成功させましょう。

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