連載全4回のうち第3回目
作成:讃匠 麺研究センター
3.徳川家康の話の続きです。
あとは忍耐強さもあります。
幼少期から数々の困難を経験し、
忍耐強く目標に向かって突き進む姿勢を身に着けたそうです。
そして長期的な視点目先の利益にとらわれず、
天下統一という長期的な目標を常に意識し、
そのための準備を怠りませんでした。
私生活は質素で、無駄を省くことを心がけていました。
また老齢になっても学習を怠らず、
常に新しい知識を吸収しようとしていました。
これらの特徴を総合すると、徳川家康が天下統一を成し遂げることができたのは、
忍耐強く、狡猾で、そして実務に強いという総合的な能力があったからと言えるでしょう。
彼は、単に武力だけでなく、政治、経済、外交など、
あらゆる面において優れた能力を発揮し、天下泰平の礎を築きました。
何歳になっても学ぶことをやめてはいけません。
命ある限り、学び続けるのです。
当社では、うどん学校、蕎麦学校でだしの美味しさのメカニズムを
シッカリと教えています。
何故、そうなるのかを使いする事が重要です。
世の中が、益々複雑になるので、我々が知っておかなければいけない事は、
常に増え続けています。
だから、我々は学び続ける事が大変重要なのです。
片時の休みもなく、学び続ける事が我々にとって、 非常に重要な事を改めて、色んな事象が教えてくれます。
健康オタク
徳川家康は戦国大名の中で突出して長寿だったことを知っていますか。
独自に薬学を研究するなど、人1倍健康に気を付けていたそうです。
身体に良いと思う薬は、かなり熱心に収集していて、 晩年には、心身の健康のために東南アジアから香木を集めていたそうです。
学をふくめて強い執着を貫いた先に、 当時としては異例の75歳までの長寿が得られたのではないでしょうか。
永く生き残ることは、人生においても、ビジネスにおいても最強の戦略だと言えるのです。
そして、織田信長、豊臣秀吉よりも生まれる時代は遅かったこと、遅すぎなかったこと、 多くの幸運に守られた結果であり、いかに運を味方につけることの大切さも良く分かるのです。
これは私の拙い人生を通じての結果であり、 永い繁栄を目指すための生き方です。
もし、私が今日、この場所にいることが出来ている原因をひとつ挙げなさいと言われたら、 どんな難しい時にも、諦めなかったことだと言えるかも知れません。
エジソンは白熱灯を発明するまでに、約5千回の実験で失敗をしています。
フォードは、成功するまでに5回も倒産しています。 リンカーンは大統領になる前に、8回も落選しています。 彼らが栄光の座を勝ち得たのは諦めなかったからです。
私などは、恥ずかしくて言えないくらい、 たくさんの失敗を繰り返してきました。
「失敗は存在しない。成功と学習があるのみ」と、言われています。 失敗しているように見えても、諦めなかったら、学習なのです。 学びなのです。
諦めて止めてしまうと、そこで終わってしまい、失敗の歴史が残るだけです。 どんなことがあっても諦めないこと、止めないこと、継続が必要なのです。
これに必要なことは覚悟です。 絶対に引き返さない覚悟です。 妥協しないことです。 もし、アップル社のステイーブ・ジョブズが自分の信念を貫くのを諦めて、 部下の持ってきた、開発途上のipodとか、iphone等で満足してしまったら、 現在のアップル社にはなっていません。
だから、諦めないということは常に高い目標とセットになっています。 低い目標であれば、常に、簡単に解決するはずですから。
常に高い目標を掲げ続けて、絶対に諦めないことです。 次は常に安心領域に留まらないという課題です。