連載全2回のうち第1回目
作成:讃匠 麺研究センター
売価 | 10%引き | 20%引き | 30%引き | |
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価格 | 1,000円 | 900円 | 800円 | 700円 |
コスト | 700円 | 700円 | 700円 | 700円 |
利益 | 300円 | 200円 | 100円 | 0円 |
利益の減少率 | 0% | 33% | 66% | 100% |
うどん | 安くて最高に 売れる金額 |
一番利益が出るのは、 一番たくさん売れる価格設定の 2倍程度の価格です |
高くて誰も 買わない金額 |
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価格 | 600円 | 800円 | 1,000円 | 1,200円 | 1,400円 | 1,600円 | 1,800円 | 2,000円 |
変動費率 | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% | 40% |
変動費 | 240円 | 320円 | 400円 | 480円 | 560円 | 640円 | 720円 | 800円 |
固定経費 | 350円 | 350円 | 350円 | 350円 | 350円 | 350円 | 350円 | 350円 |
1食原価 | 590円 | 670円 | 750円 | 830円 | 910円 | 990円 | 1,070円 | 1,150円 |
1食利益 | 10円 | 130円 | 250円 | 370円 | 490円 | 610円 | 730円 | 850円 |
食数 | 100食 | 85食 | 75食 | 55食 | 40食 | 25食 | 10食 | 0食 |
総利益 | 1,000円 | 11,050円 | 17,500円 | 20,350円 | 19,600円 | 15,250円 | 7,300円 | 0円 |
〇 戦略とは戦を略す、即ち、血を流さずに勝つ方法を探ることであり、らしさを追求することなのです。
以下の3項目が戦略の考え方の必須項目です。
1.他社とは、異なる行動を伴なった、独自性のあるポジションを創り出すこと
2.競争上必要なトレードオフを行なうこと
3.トレードオフとは、何かを達成するためには、何かを犠牲にしなければならない関係のこと
〇 基本戦略の種類は3つです。
1.集中化戦略 中小企業に有効な戦略 (事例) 骨付鶏 一鶴
2.差別化戦略 ライバルとの徹底的な差別化 (事例) つるとんたん
3.コストリーダーシップ戦略 コスト有利で戦う戦略で、大手企業しか取れない戦略 (事例)牛丼の吉野家
〇 戦略ポジショニング
中小企業の戦略である集中化戦略を取っていくために、自店とライバルとの立ち位置を 明らかにする戦略で、ライバルのいない隙間を攻めて、強いポジションを明確にすることです。
下記は、麺ビジネスにおける戦略ポジショニングの事例です。
商品 | 価格 | サービス | アクセス 経験価値 |
記憶に残る Happyを感じたか |
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5 | 3 | 3 | 3 | 3 |
全てが5である必要はなく、どれか1つ最も得意なものが5で、その他は最低3である必要がある
(参考)人のニーズは果てしなくレベルアップするので、企業、ビジネスも果てしなく、レベルアップが必要です。
片時も油断せずに、今の商品を超えるものを作り続けることが大切です。