連載全4回のうち第4回目
作成:讃匠 麺研究センター
4.自分の人生に最期まで付き合う、最後まで諦めない、 妥協しない、一貫性を大切に の続きです。
何か、難しい課題があって、それに向かって一生懸命に努力し、
一旦、解決して出来上がってしまうと、
それは、すぐに安心領域になってしまいます。
筋トレに例えると、良く判ります。
腕立て伏せが日々のトレーニングの成果で、
40回出来るようになったとします。
すると、40回以下の回数を幾ら繰り返しても、それ以上に回数は伸びません。
出来ないのを無理して、40回以上にチャレンジしていると、
いつか、41回、2回と徐々に伸びてきます。
腕立て伏せだけではなく、英会話とか、学ぶことは全て同じです。
出来ないところを無理やりやっていて、初めて出来るようになります。
だから、現在、出来ているところは安心領域です。
既存のうどん、そば、ラーメン店が日々の営業でやっていることのほとんどは、
この安心領域でやっているはずです。
去年と同じ事をやり続けていると、今の時代は今年の売上は必ず落ちます。
だから、われわれは常に安心領域からはみ出して、
現在の持っている力では出来ないことに挑戦し続けていかない限り、
進化はあり得ないのです。
安心領域にどっぷり浸かって同じことをやり続けていると、
いつか、安心できない状態に陥ってしまいます。
そのような状態にならない為にも、常に安心領域から脱出し続けることです。
そして、新しい領域に達しても、そこがすぐに安心領域になるので、
そこで居続けないことです。
常に新しい、非安心領域を求め続けることです。
常に安心領域からはみ出し、挑戦し続けることが心地よいという習慣を身に付けることが大切なのです。
どんなに苦しくても、一貫性を持って、負けないでやり切る事が重要です。
何事にも、一貫性を持って、真剣に取り組む事、
そして、どんな事があっても、諦めない事、投げない事が大切です。
あるとき海外在住の日本女性が2名、当校に入学なさいました。
北米と台湾でそれぞれ恵まれた生活を送っている主婦ですが、
積極的な姿勢が印象に残っています。
平均以上の生活を送っていながらわざわざ日本の麺学校で学ぼうというのは、
高い志の表れです参加態度が積極的な人ほど志が高い。
これが私の仮説です。
高みを目指す人は常に積極的で、その情熱がこちらに伝わります。
分からないことがあれば熱心に質問をぶつけてきます。
物事に取り組む情熱の差は、本人の志の違いだと思います。
目標が高ければ高いほど情熱が強くなり、達成する可能性も高まります。
目標と情熱は表裏一体です。
あなたが情熱に欠けているとしたら、
それは目標が低いからではないでしょうか。
あるいは、なすべき目標を持っていないのかもしれません。
大きな功績を遺した人物は例外なく熱い情熱を持っていました。
ナポレオン、エジソン、ガンジー、ナイチングール、
松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫。
彼らの大きな夢を実現させたのは、胸に燃える強い情熱だったのです。
情熱の差は志の差。
夢を実現するには熱い情熱が必要。
仕事に対する情熱は、自分の使命を明確にすることでますます燃え上がります。
自分は一体何のために今の仕事をしているのか。
たった1回しかない貴重な人生を、
なぜこのビジネスに捧げようとしているのか。なぜそれをやりたいのか。
「なぜ」に対する答えがあなたの使命です。
使命が高い志に根ざしていればいるほど多くの賛同者を巻き込むことができ、
多くの賛同者の協力を得て、事業の完成が加速されます。
そして、自分の仕事に打ち込むこと。
真剣に打ち込めば打ち込むほど仕事に対する愛着が湧き、
強い情熱が湧き起こってくるでしょう。
ここである方を紹介したいと思います。
現在80歳で、昔は商社勤務、現在は先祖代々の山林の地主、
37年間、徳島市で日曜ビックリ市を主催している玉井さんという方です。
当社は今年の10月に創業祭49周年イベントを開催いたします。
なんと、創業祭にゲストとして玉井さんが登壇してくださります。
玉井さんは、人生の達人です。
フィクサーでもあり、何事も前向きに取り組む方です。
不可能はないという考え方で、どこへでも情報を収集に行かれます。
とてもすばらしい方なのに、非常に腰が低いのです。
創業祭には、玉井さんだけではなく、
ゲストの方々もいらっしゃる予定です。
さまざまな素晴らしい方々が来てくださいます。
当社の創業祭49周年イベント(※)に
ぜひみなさまもお越しください。
(※)創業祭49周年イベントは終了しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。